看護部より

診療・各部門

看護部長挨拶

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 看護部の理念は『その人らしさを支え、持てる力を引き出す看護を提供します』です。私たちは、個々の患者さんが持っている力を最大限に発揮し、日常生活の中で自分らしさを取り戻せるよう支援していくことを看護の羅針盤としています。専門職としていかなる状況の中でも「患者さんに寄り添い、支える」というぶれない軸があります。患者さんやご家族、多職種とも良好なコミュニケーションを図りながら連携し、質の高い看護サービスを提供できるよう努めてまいります。今、目の前の患者さんに自分ができる最善の支援は何かを考え、細やかな観察力と誠実で丁寧な看護ケアを提供できる人材を育成し、看護の専門性を発揮できるよう取り組んでいきます。
 そして、地域住民の方々が、住み慣れた地域で自分らしく、いきいきと最期まで生活できるよう、在宅療養の支援体制を充実させていく必要があると考えています。これからも地域に根ざした病院として、疾病の予防・医療・介護が連携した切れ目のないサービスを提供できるよう努力していきます。

基本理念

  1. 「看護の心は愛」をテーマとして、その方を尊重した質の高い看護の提供に努めます。
  2. 患者さまやご家族のお気持ちを大切にして、信頼関係を築く努力をします。
  3. 病気の方は病気が回復するように、健康な方は健康が維持されるように、その方の持てる力が発揮される看護を実施します。
  4. 地域の皆様のニーズに応えられる、安全で安楽な責任あるサービスを提供します。
  5. 知識・技術の向上に向け、自己研鑽します。

看護体制

 安全で質の高い看護の提供を目的に、固定チームナーシング継続受持ち制、デイパートナー方式を取り入れております。これは、個々の患者さんに対して固定したチームにより支援する方式で、受け持ち看護師が入院から退院まで責任を持って看護を提供することを基本にしています。そして、看護師がペアでお互いの良きパートナーとなり、パートナーシップを発揮しながら日々の看護ケアを行うことで、提供する看護水準の一定化を図ることができます。
 病棟は、5看護単位(一般病棟は7対1、地域包括ケア病棟は13対1看護体制)です。
 勤務形態は、変則2交代制をとっています。

看護職員教育について

看護部教育理念
看護部教育理念、及び看護部の理念にもとづき、地域の皆様に質の高い看護が提供できる看護職員を育成する。
そのために、職員一人ひとりが看護の専門的知識・技術を習得し、よりよい看護が実践できる人間性豊かな人材の開発と育成をはかる。

看護部教育目的
専門職業人としての主体性・自立性を持ち、質の高い看護サービスが提供できる看護職員を育成する。

看護部教育目標

  1. 組織の一員としての立場と役割を認識し、責任ある行動がとれる。
  2. 看護職としての能力を高め、一人ひとりの患者様に応じた質の高い看護が実践できる。
  3. 専門職業人として、生涯に渡り主体的に自己啓発に努めることができる。
  4. 円滑な人間関係を築き、協働できるコミュニケーション能力を高める。

看護部教育体系図

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