リハビリテーション科

診療・各部門

医師を中心としたリハビリの専門スタッフが、疾患によって失われた機能を回復し、社会復帰を目指します。

疾患により生じた、移動、身辺動作、コミュニケーションなどの障害に対して、失われた機能の回復を促すとともに、残存能力を最大限に引きのばすための治療を行い、患者様の家庭復帰や社会復帰を援助します。
これを達成するため、医師を中心に、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカーから構成されたリハビリテーションスタッフが緊密に連携しております。
また、設備としては、約320㎡の運動療法室、約100㎡の作業療法室、約70㎡の屋外歩行庭、無響音室が確保されております。

医師・スタッフ紹介

金澤 芳光(かなざわよしみつ)

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[役職] 整形外科診療部長
[資格] 整形外科専門医
日本整形外科学会 リウマチ医
日本整形外科学科 スポーツ医
日本整形外科学会 脊椎脊髄病医
日本体育協会公認スポーツドクター
AOTrauma Japan 評議員
障害者スポーツ医
[所属学会] 日本整形外科学会
中部日本整形外科災害外科学会
日本骨折治療学会
日本外傷学会
日本創外固定・脚延長学会
日本脊椎脊髄病学会
日本整形外科スポーツ医学会
日本がん転移学会

山崎 隆幸(やまざきたかゆき)

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[役職] リハビリテーション士長、理学療法士

田中 哲(たなかあきら)

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[役職] 副リハビリテーション士長、理学療法士

スタッフ数

理学療法士 14名(士長、副士長含む)
作業療法士 6名
言語聴覚士 5名

平成29年4月1日 現在

治療内容

理学療法

病気やケガなどによって身体が不自由になった患者様に対し、心と体の両方から機能の回復・維持を図ります。
具体的には、最新の機器やハンドマッサージで痛みを和らげる物理療法・徒手療法、日常生活における動作をスムーズに行うためのADL訓練などを、患者様それぞれの身体機能や心理状態を把握した上で行っていきます。

物理療法

当院では、最新の物療機器を取り揃えており、各種の痛みの治療を行っております。
電気刺激、光線、超音波、寒冷など幅広い症状に対応できます。急性腰痛(ぎっくり腰)など急性期から対応可能です。

作業療法

身体、精神、発達の障害を持った患者様に対し、作業活動による治療、訓練、指導、援助を行って諸能力を拡大・維持したり、環境や用具に工夫を加え可能性を広げて、自立した生活へ導きます。
具体的には、日常生活における動作をスムーズに行うためのADL訓練、手の筋力や関節動を改善し、十分に動かせるようになるための上肢機能訓練、注意力の低下、失語症、失行症、失認症など、認知・行為面の障害に対し、機能を改善するとともに代償方法を獲得する高次脳機能訓練のほか、メンタルアプローチ、住宅改修、福祉用具導入アドバイスも行います。

言語聴覚療法

脳血管障害などで、言葉が発しにくくなったり、理解力が低下した患者様に対し、発語の練習、口の周囲の動きの練習、心理的な治療などを行います。
また、耳鼻咽喉科の医師と連携して、食べものや飲みものの飲み込みがうまくできなくなる嚥下障害に対し、総合的な診断と治療を実施しているほか、お子様の言葉の遅れや発音の障害にも対応しております。

実習

実習受け入れ状況