リハビリテーション科

診療・各部門

医師を中心としたリハビリの専門スタッフが、疾患によって失われた機能を回復し、社会復帰を目指します。

疾患により生じた、移動、身辺動作、コミュニケーションなどの障害に対して、失われた機能の回復を促すとともに、残存能力を最大限に引きのばすための治療を行い、患者様の家庭復帰や社会復帰を援助します。
これを達成するため、医師を中心に、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカーから構成されたリハビリテーションスタッフが緊密に連携しております。
また、設備としては、約320㎡の運動療法室、約100㎡の作業療法室、約70㎡の屋外歩行庭、無響音室が確保されております。

医師・スタッフ紹介

山本 憲男(やまもとのりお)

[役職] 整形外科リハビリテーション科診療部長
[資格] 日本整形外科学会専門医
義肢装具等適合判定医師研修会終了医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本体育協会公認スポーツドクター
労働者災害補償保険認定専門医
凍結手術(治療)認定医
身体障害者指定医師
日本骨粗鬆症学会認定医
日本専門医機構整形外科専門医
日本整形外科学会認定骨軟部腫瘍医
小児慢性特定疾病指定医・難病指定医
[所属学会] 日本整形外科学会
日本癌治療学会
中部日本整形外科・災害外科学会
日本癌学会
日本骨粗鬆症学会
AO Trauma Japan
日本低温医学学会
日本骨代謝学会
日本リハビリテーション医学会
日本サルコーマ治療研究学会

田中哲(たなかあきら)

[役職] 理学療法士長

スタッフ数

理学療法士  18名(士長含む)  
作業療法士 12名
言語聴覚士 6名

令和7年4月1日 現在

治療内容

理学療法

病気やケガなどによって身体が不自由になった患者様に対し、心と体の両方から機能の回復・維持を図ります。
具体的には、最新の物療機器を取り揃えており、各種の痛みの治療を行っております。電気刺激、光線、超音波、寒冷など幅広い症状に対応できます。急性腰痛(ぎっくり腰)など急性期から対応可能です。その他、徒手療法、日常生活における動作をスムーズに行うためのADL訓練などを、患者様それぞれの身体機能や心理状態を把握した上で行っていきます。

作業療法

身体、精神、発達の障害を持った患者様に対し、作業活動を用いたリハビリテーションを行うとともに、その方が生活する環境や使用する物品に関して助言や工夫を行うことで日常生活の自立度向上を図ります。具体的には、患者様の日常生活自立度を高めるための日常生活動作練習、筋力や可動域、手指の巧緻性、バランス能力などを改善するための機能訓練、認知症の方や脳血管障害で記憶力や注意力などが低下した方への支援、退院後の生活環境の調整や福祉用具の導入についてのアドバイスなどを行います。

言語聴覚療法

発話や理解、認知などのコミュニケーションに問題がある方に対し、検査・評価を行い必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行います。失語症や構音障害などの言語面だけではなく注意力や記憶力の低下、失行症や失認症などの認知面の問題に対するアプローチも行っています。また、食べ物や飲み物の飲み込みがうまくできなくなる嚥下障害に対し評価・治療を行っています。

実習

【実習受け入れ状況】
 令和6年度 5校12名