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令和8年4月より、前任の村本弘昭先生の後任として院長を拝命いたしました安居利晃です。当院は昭和22年、金沢市大樋町に設立された社会保険鳴和総合病院をルーツとして、地域に密着した病院として発展してきました。平成11年4月には名称を金沢社会保険病院と改め金沢市沖町に移転し、翌年には老健施設を併設し現在の形になりました。平成26年4月、経営母体の変更に伴い独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)金沢病院となり、全国57病院グループの一員として新たに出発しました。 『患者さんと地域住民を支える病院に』を病院の理念としており、その実現のために地域の医療機関や自治体との密接な連携、新しい知識と技術の習得による質の高い医療の実施、患者さんや利用者への最適な医療と介護・福祉サービスの提供、医療事故防止と院内感染予防による患者さんや利用者の安全確保を基本方針として、我々は一丸となって行動しています。そしてそれは令和2年に始まった新型コロナウイルス感染症や令和6年1月1日に発生した能登半島地震において大いに発揮され、全スタッフの力を結集して地域住民の方々に対し貢献できたものと自負しています。これらの得難い経験は、我々に、地域においてどれだけ必要とされているかを改めて認識させてくれました。これからも職員一同力を合わせて、地域の皆様から頼りになる存在であり続けるため日々努力していく覚悟です。 一方で医療財政の悪化は深刻な問題です。物価・人件費の高騰に診療報酬が追いつかず、全国の大半の病院が赤字という厳しい状況が続いています。私たちも例外ではありませんが、地域の皆さまに必要な医療を確実にお届けできるよう、職員一人ひとりと力を合わせ、日々の診療と改善の取り組みを積み重ねてまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。 |
(令和8年4月1日)
