健診の基礎知識

健康診断成績表の見方

健康診断成績表は検査結果を1~6の数字で判定しております。
それぞれには以下のような意味があります。

1|異常なし
この検査の範囲内では異常ないもの。

2|有所見正常
わずかに基準値をはずれているが日常生活に心配ないもの。

3|要経過観察
再検査をしたり、日常生活に注意を要し、経過の観察を要するもの。

4|要治療
治療を要するもの。

5|要精密検査
精密検査を要するもの。

6|治療中
そのまま治療をおつづけください。

判定が1~2で自覚症状がある方は医療機関でご相談されることをおすすめします。
判定が3の方は数ヵ月後に医療機関でご相談されることをおすすめします。
判定が4~6の方はなるべく早く医療機関で診断を受けられることをおすすめします。
健 康診断で異常なしと判定されても、それは決して将来の健康を保証するものではありません。臓器の機能に変化が見えにくい、症状がごく初期のものであるなど の理由で、健康診断成績表にはあらわれない場合もありますので、気になる方はそれぞれにあわせた検査を受けられることをおすすめします。

精密検査の受診方法

健康診断の検査結果が要経過観察、要治療、要精密検査のいずれかで、診察または精密検査が必要とされた場合は、かかりつけ医、産業医と相談の上最寄りの医療機関で、原則として空腹の状態で受診してください。
当院での診察または精密検査をご希望の場合は、事前にお電話にてご予約をお願いいたします。
なお、精密検査は保険診療となりますので3割の自己負担が必要となります。