メタボリックシンドロームとは

運動不足、過栄養、喫煙、ストレスなど不健康な生活の繰り返しの結果、内臓脂肪が蓄積し、インスリン抵抗性が高まります。
内臓脂肪がたまると体に悪いホルモンの分泌が増え、反対に体によいホルモンの分泌が減ります。
その結果、肥満、高血圧、脂質異常、高血糖をひきおこし、動脈硬化を進行させます。
このように内臓脂肪型肥満を基盤に高血圧、脂質異常、高血糖が重複している状態をメタボリックシンドロームといいます。

(※脂質異常とは、高中性脂肪血症、高LDL血症、低HDL血症の状態があることをさします。)

生活習慣病の進行

不健康な生活習慣(運動不足・過栄養・喫煙・ストレス)
↓ 内臓肥満の蓄積
↓ インスリン抵抗性 高インスリン血症
↓ 生活習慣病の発症(肥満症・高血圧・脂質異常・糖尿病)
↓ 動脈硬化の進行
↓ 重症化・合併症の発症(虚血性心疾患・脳卒中・糖尿病の合併症)