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睡眠時無呼吸症候群外来

深い睡眠が得られないことによるさまざまな症状や合併症のリスクを低減します。
 

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に10秒以上の呼吸停止が1時間当たり5回以上ある状態をいいます。
睡眠時無呼吸症候群の患者様の多くは睡眠時にいびきをかくほか、寝相が悪い、寝汗をかく、覚醒・排尿が多いなどの特徴があります。
このため深い睡眠を得られず、眠気、倦怠感、頭痛、集中力の低下、性格の変化(切れやすくなるなど)、インポテンツなどの症状が、単独あるいは組み合わさってあらわれるのです。
また、睡眠中に10秒以上の呼吸停止が1時間当たり20回以上に達するほどの重症になると、体内が酸素不足の状態になり、少ない酸素を全身にめぐらそうとするため、心臓や血管に負担がかかってきます。
この状態が長くつづくと、高血圧、不整脈、虚血性心疾患、心不全、脳血管障害、糖尿病などの合併症を引き起こします。
睡眠時無呼吸症候群の患者様における虚血性心疾患や脳血管障害の発生頻度は、健康な人にくらべて3~4倍も高いといわれており、これらの病気の隠れた危険因子となっているのです。



医師紹介

渡辺 和良(わたなべかずよし)

[役職] 副院長
[専門] 総合内科、呼吸器

診察日及び診療時間

午前 火・木・金曜日 8:40~11:00
事前に内科外来にお問い合わせください。


検査について

治療方針を決定する前に、簡易検査もしくは終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG検査)をおこないます。簡易検査は睡眠中の呼吸状態を測定するもので、ご自宅での 検査が可能です。終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG検査)は、体の様々な部位に電極をつけ、いびき音、眼球運動、心拍数、脳波、血中酸素飽和度などから睡眠 の状態を測定するもので、入院での検査となります。なお、検査費用は、健康保険の基準から算出した自己負担分が必要となります。


治療について

検査の結果、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、内科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科と連携し治療をおこなっていきます。
治療は大きくわけて、内科的治療、歯科装具、手術があり、内科的治療では、禁酒、禁煙、減量、体位の工夫のアドバイスを、歯科装具では、気道の閉塞を防ぐマウスピースの装着を、手術では、閉塞部位の切除を主におこなっております。また、鼻マスクから空気を送り気道を確保するCPAP療法もおこなうことがあります。どの治療法を採用するかは、患者様と相談のうえ決定していきます。

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